~鉛、ヒ素、セレン、カドミウムが含まれてて危険という嘘?誇大?~
「ソーラーパネル 有毒物質」
とググるとこのような結果が一番上に来ます。
https://onl.sc/SRvXzvH
ほとんどの内容としては
「太陽光パネルには、鉛・ヒ素・カドミウム・セレンなどの有害物質が含まれていることが多く、太陽光パネルを割れたままにしておくと有害物質が流れ出て、水質汚染や土壌汚染が起きる可能性があります。」
この内容を読むと
「ほとんどのソーラーパネルには鉛・ヒ素・カドミウム・セレンなどの有害物質が含まれている。鉛とかヒ素とかセレンとかカドミウムとかなんかわかんないけど怖い!!」
と思っちゃいませんか?
皆さんが頭に浮かべるソーラーパネルはまず間違いなくシリコン系と呼ばれるソーラーパネルです。
世の中に設置されているソーラーパネルの95%以上はこのシリコン系と言われています。
この世の中のほとんどのソーラーパネルの
「シリコン系にはセレンやカドミウムは含まれていません。」
鉛は銅線をはんだ付けする際に昔は使用していたようですが
一枚のソーラーパネルの1~2%「かつて使用されていた」
今はほとんどは鉛フリーのはんだを使用しているのほとんどのパネルには含まれていないと思います。
ヒ素に関してはガラスに使用されていることがあります。
こちらのヒ素に関して言うとガラスの泡消剤として使用されていることが多く
一般の建築用のガラス、アルミサッシの窓ガラスにも使われているので
個人的な感想として正直何が問題なのか調べてもわからないし誰も明確な回答がもらえないのでご存じの方いらっしゃったら教えてくださいm(__)m
このガラスに含まれるヒ素(アンチモンも同様に)が問題となるならば世界中の窓ガラスを交換回収しないといけないのでは?
と思ってます。
さて、セレン、カドミウムという普段耳にしないおどろおどろしい物質ですが
ソーラーパネルでも化合物系と言われる珍しいソーラーパネルで使用されていて
化合物(CIS/CAGS、Cd-Te)系と分類されるソーラーパネルで使用されています。
こちら実際に設置されているのを自分の目で見たことはありません。
見れたらそれは幸運?かもしれません。
全体の割合だと
シリコン系 市場は約95%の一部に 鉛 ヒ素が使用
化合物(CIS/CAGS)系 市場は約2%の一部にセレンを使用
化合物(Cd-Te)系 市場は約3% の一部にカドミウムを使用
という割合になります。
少ないから問題ないという事ではなく
ほとんどのパネルにはセレンもカドミウムも含まれていないにもかかわらず
全てのソーラーパネルにはセレンもカドミウムも含まれているかのような情報が目立つのでコラムにしてみました\(😊)/
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