ソーラーパネルの寿命って20~30年ほどと言われていますが
「いやいやうちのパネル20年超えてるけど全然使えてる。」
とか
「日本最古のソーラーは奈良県の壷阪寺で40年稼働している」
「30年以上稼働するから廃棄なんて起こらない」
という記事を見て
20年経ったパネルがだいぶ傷んでる事例もあったので
「どっちが本当だろう?」
色々と調べてもなかなかエビデンスが出てこない
「たまたまなのか?根拠があるのか?」
もんもんとしていたが
恐らくこれだ!!
という考察が見つかりました。
30年以上壊れていないパネルには封止材にシリコンが使われている場合が多い
最近のパネルの封止材にはEVAが使われている事が多い
奈良県の壷阪寺のパネルは封止材がシリコンの為「長寿命」
それではシリコンとEVAの特徴を見てみましょう。
シリコン 製造に時間とコストがかかる どちらもEVAQ
EVAの4~5倍 熱耐性もシリコンの方が強い
色々な場面でソーラーパネルの寿命はEVA
EVAで決まるとお話していましたが
封止材がシリコンのものは長寿命が期待できる
逆にEVA
EVAは最長でも30年?
というところに行きつきました。
※リンク先より引用
重量が15~20g程度の商品をシリコンとEVA樹脂でそれぞれ見積りをしました。
【結果】
シリコン 200円~300円/個
EVA樹脂 50~80円/個
かなり大きな違いが出ました。
ソーラーパネルでは1kgほど使うのでコスト勝負の今ではほとんどはEVAが使われているのが現状です。
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