太陽光パネルのリサイクル装置の製造販売を行う株式会社新見ソーラーカンパニー(代表取締役 佐久本秀行)は、韓国のロボットメーカーで環境事業を手がけるリセットカンパニー株式会社(本社 韓国京畿道城南市 代表 ジョン・ソンデ)と、太陽光パネルのリサイクル事業において、協業することとなりましたので、お知らせいたします。
2016年に設立された韓国企業のリセットカンパニー株式会社は、太陽光パネルの発電効率低下の主因となる表面ガラスの蓄積汚れや積雪などを取り除く太陽光パネルの無人クリーニングロボットを開発、これまでに、韓国と日本国内の合計200台以上の設置を行っております。
同社は、数年前から太陽光パネルのリサイクルに着目。自動分離装置の研究開発に取り組んでおり、アルミ枠外し装置、ガラス剥離装置、コーティング外し装置の開発および販売を行っています。
各装置の構造は、シンプルでありながら、同社の経験から培った高い技術とアイディアを詰め込んだものとなっています。
今回の協業により、リセットカンパニー社の装置によるガラスとEVAシートの高精度な分離と、佐久本式熱分解層装置による各種マテリアルへの高純度な分解及び抽出とが、相乗効果をもたらす運びとなりました。
両社の強みと両装置の高い機能を合わせることで、太陽光パネルの大量廃棄問題に対応するPanel to Panelの実現にむけて、大きな前進を果たしております。
リセットカンパニーは、「PV EXPO 国際太陽光発電展(会場:東京ビックサイト 2024年2月28日~3月1日)に、出展予定です。